スマートマニファクチャリングソリューション

サプライチェーン脱炭素支援ソリューション

カーボンニュートラルの実現で
求められること

カーボンニュートラルの実現に向けて

気候変動対策は、世界共通の問題であり、多くの企業にとって2050年カーボンニュートラル実現に向けたCO2排出量の削減は急務の課題となっている。企業にはCO2排出量の削減に向けた具体的な施策や取組みが求められるが、CO2排出量の削減と企業の短期的な利益とは相反することが多い。2050年に向けたロードマップの中で、今必要となる課題を明確にし、利益とのバランスを踏まえた取組みが必要となる。日立ソリューションズは、企業ごとに異なる課題に対応するため、”サプライチェーン脱炭素支援ソリューション”として、企業の脱炭素を支援するソリューションメニューを提供します。

日本政府の2050年カーボンニュートラル実現に向けた動き

企業に求められるカーボンニュートラルへの対応

カーボンニュートラル実現に向けた取組みはプライム市場から始まっている。 2022年4月に開始したプライム市場上場企業にはSCOPE3を含めた温室効果ガス排出量に関わる情報開示が企業の責任として求められている。今後は、プライム市場上場以外の企業に対してもこの動きは広まっていく。

脱炭素・カーボンニュートラル対応に関する企業の
課題と必要となる取り組み

2022年4月にプライム市場が開始したが、 上場企業に対するSCOPE3を含めた温室効果ガス排出量削減に向けた外部環境の変化が激しい。この動きはサプライヤーにも広がっている。

企業横断の脱炭素バリューチェーン

  • ①企業・組織のCO2排出量の収集・可視化
  • ②製品あたりCO2排出量の計算・可視化
  • ③サプライヤのCO2排出量管理・改善
  • ④長期・短期の将来CO2排出量予測
  • ⑤企業としての持続的な削減の取組み

日立ソリューションズが提案する
サプライチェーン脱炭素支援ソリューション

カーボンニュートラルをお考えの企業様に向けた当社のソリューションをご紹介します。

企業・組織のCO2排出量の収集・可視化

環境情報管理サービス -EcoAssist-Enterprise-Light-

企業の活動データを環境情報データベースに登録することで企業・組織の環境情報を一元管理し、分析・対策・公開業務を支援します。

企業の課題

イニシアティブへの提出、サステナビリティレポート報告、温対法・省エネ法対応などの企業が外部に対しCO2排出量を報告する場面が増えている。

解決方法

企業のエネルギー管理や、法対応を支援し、環境負荷を見える化、法定報告書を作成を支援する。また、環境情報を一元管理し、企業の環境マネジメントも支援する。
  • 環境項目・組織の追加修正が容易
  • 業務でお使いのExcel帳票でデータ入出力可能
  • 導入・運用が容易、定期報告書作成支援
製品詳細ページ

製品あたりCO2排出量の計算・可視化 / サプライヤのCO2排出量の測定・管理・削減

AI活用 LCA脱炭素プラットフォーム -Makersite-

社内外のデータより構築したAI/MLモデルに対しERP・PLMのデータを入力することでLCAの自動化を実現する。また、サプライヤ排出量を含めたのSCOPE1~3のGHG排出量レポートの出力が可能であり、企業の脱炭素実現に向けた意思決定を支援する。

企業の課題

製品ライフサイクル全体で発生するCO2排出量を正しく把握する事が、排出量削減に向けた重要な取り組みとなっている。また、ISOや業界規格に沿った対応が求められる。

解決方法

AIを活用したLCAプラットフォームを導入することにより、ERPやPLMの情報から自動的にLCA環境を構築することが可能となる。LCA情報を社内で共有し事業活動を改善する。
  • ERPやPLMデータより自動的にLCA環境を構築する
  • さまざまなインベントリデータベースの活用が可能
  • AIを用いて成分情報と購買品を紐づける

カーボンフットプリント算定支援

製品あたりCO2排出量(CFP)の計算を行うためのツールとコンサルテーションを提供。バイヤ企業からのCFP回答要請に対する回答を支援する。

企業の課題

イニシアティブや国、団体の取り組みより、製品あたりCO2排出量(CFP)の算定ルールは定まりつつあり、バイヤ企業からサプライヤ企業へのCFP回答要請の依頼も増えている。

解決方法

さまざまなルールやバイヤ企業からの要請に対応した計算ツールを提供する。計算ツールは表計算ソフトを用いて作成し、会社固有の要件をヒアリングし機能をカスタマイズする。
  • あらかじめ用意した表計算ツールひな型をカスタマイズ
  • CO2排出量の積み上げ計算、案分計算に対応
  • 表計算ツールはコードを提供、自社での継続改良が可能
製品詳細ページ

CO2排出量予測&GX-ETS対応

排出量予測&GX-ETS対応 -グローバルSCMシミュレーションサービス-

中長期の未来のCO2排出量をシミュレーションすることで企業の供給とCO2排出量の最適化を実現する。

企業の課題

今後の企業経営において、売上や利益の見通しと同じように年間のCO2排出量を正しく見通すことが必要になる。特に排出量取引の導入に伴い企業の利益にも影響がでる。

解決方法

サプライチェーン全体をデジタル空間上に再現することにより、将来需要や販売計画に対する企業の売上・利益・CO2排出量をシミュレーションし、事業計画の立案や実行を支援する。
  • 需要に対し調達・生産能力を踏まえた供給量を計算
  • 供給量計算と合わせ、売上、利益、CO2排出量を算出
  • 排出量上限を指定することで上限内の最適供給量を算出
製品詳細ページ

企業としての持続的な削減の取組み

脱炭素に向けた協創 -SX/DX未来創造型ワークショップ-

企業の脱炭素の実現、SX・DX実行のためのワークショップを提供。最新の市場、業界動向に対する企業の新たな価値創造を支援する。

企業の課題

脱炭素に向けた取組みは企業にとって責務であり、喫緊の課題となっている。実現に向けた道すじは明確ではなく、企業は試行錯誤の中で取り組むことが求められる。

解決方法

4回のワークショップの中でメガトレンド、業界動向などのインプットから未来の自社のビジネス像を描き、バックキャストしたありたい姿、企業の進むべき方向を議論する。
  • SX・DX観点での企業課題の検討
  • SX/DXに求められるメガトレンド、業界動向のインプット
  • 継続的なSX/DX戦略支援への対応も可能

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カーボンニュートラルの取り組みを支える DXソリューションに
関するあらゆる課題をワンストップでご支援します。

ユースケース

CO2排出量の削減効果シミュレーション

設備入替時の最適受給計画、利益、排出量を算出。

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関連キーワード

排出量取引(ETS)
企業ごとの排出量の上限を定め、上限からの過不足(排出権)を売買することで排出量を減らす取り組み。
CFPまたはPCF
製品あたりのCO2排出量。Cradle(ゆりかご)ro gate(門)と言われ原材料の採掘から、自社が出荷するまでのCO2排出量を製品あたりで算出する。
LCA
Life Cycle Assessment。SCOPE3に近い形で、採掘から製品使用、廃棄までの1つの製品が排出するCO2を計算、管理する仕組み。

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