SXプロジェクトの活動報告｜日立ソリューションズのサステナビリティ

サステナビリティの視点からビジネスの提供価値を捉え直す

SXプロジェクトの活動報告

2050年からのバックキャストで現在を見つめ直し、企業としての存在意義やビジョンを再定義しました。コーポレートフィロソフィー刷新、アイデアソン、事業拡大の3つのプロジェクトを中心に、新しい提供価値の創造に努めています。

コーポレートフィロソフィー刷新プロジェクト

若手従業員を中心に、2050年の社会像から当社のありたい姿をバックキャストで議論。強み、らしさ、文化といったDNAと向き合い、より強化すべき価値観や、新たに習得すべき力など、議論を積み重ねました。約8割が回答した全従業員アンケートや、多様なステークホルダーの方々へのインタビュー内容も反映し、コーポレートフィロソフィーをみんなで改訂しました。

パーパス型にアップデート

みんなでともに創り上げた新しい道しるべ

若手メンバーによるワークショップを中心に、コーポレートフィロソフィーを刷新しました。ボトムアップで行われたこの取り組みには、従業員や協創パートナーの皆さまに実施した個別インタビューや、3回にわたって行った全従業員アンケートの結果も反映されており、社内外のたくさんのステークホルダーの思いが込められたものになっています。

企業文化の現在地を知る「DNA分析」

インタビュー対象者の経験や興味、印象深い出来事などから、その背景にある日立ソリューションズの企業文化のDNAを抽出。「粘り強さ」や「品質」とともに、「仲間」、「つながり」、「支え合い」といったDNAが多くの従業員の共感を集めました。

2030年/2050年への未来洞察「バックキャスティング」

「こうありたい！」未来像を、政治、経済、社会、技術の視点から思い描き、そこからバックキャスティングした「どこへ向かうべきか」を社内外のステークホルダーと共有。新しい価値を誰もが享受できる社会の実現に向けた協創を加速しています。

アンケート

全従業員を対象に全3回実施し、約87%の高い回答率を得ました。SXへの関心度のほか、インタビューやワークショップで導き出されたDNAや、MVVの改訂案への共感度を測る調査を実施し、多くの従業員の意見を集約しました。

ワークショップ

若手・中堅の従業員を中心に、未来からのバックキャストで社会や会社のありたい姿を考える集合型のワークショップを3日間実施し、参加者の想いを込めたMVVの原案をつくりあげました。

オンラインパネルディスカッション

プロジェクトの進捗やアンケート結果を共有し、その内容について多様なパネラーからの発言や聴講者からのチャット投稿で、多くの従業員の意見を共有し合いました。全4回の中では、SXに関する社会の潮流やビジネス事例について学ぶ機会や、メタバースでパネラー個人を特定できない形で自由に語り合う機会を設けるなど、さまざまなアプローチで盛り上げ、一人ひとりの自分事化を図りました。