日立ソリューションズは、社会生活や企業活動を支えるソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。

ニュースリリース

2023年3月14日
株式会社日立ソリューションズ

インシデント対応のブレーンとなるOpen XDR「Stellar Cyber」の販売代理店契約を締結

多くの製品・サービスのログを統合的に分析し、AIによって脅威の検知から重要度判断、対策までを自動実行

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、Stellar Cyber Inc.(本社:米国カリフォルニア、CEO:Changming Liu)と、多くのセキュリティ製品・サービスのログを統合的に分析し、脅威の検知から重要度判断、対策実行までの自動化を支援するOpen XDR*1プラットフォームの「Stellar Cyber」(ステラサイバー)の販売代理店契約を締結し、3月15日より提供開始します。
  企業経営においてサイバーセキュリティ対策が急務となる中、エンドポイントからネットワーク、クラウドまで、セキュリティ製品・サービスから発生する大量のログを人の手で解析する事は困難になってきています。そのためXDR(AIがログを分析し、脅威の傾向を抽出して対策を自動実行するツール)はセキュリティ管理者のブレーンを担う存在として注目が高まっています。しかしながら、対応している製品・サービスに制限があることが課題でした。
  Open XDRのパイオニアであるStellar Cyberは、ベンダーが異なる製品・サービスでも単一のプラットフォームでスムーズに管理・運用ができます。AIが収集したログを自動で分析することで、脅威を検出して重要度をリアルタイムに判断し、対策までを行います。これにより、企業の情報システム部門やマネージド・セキュリティ・サービスプロバイダ(以下、MSSP)のシステム管理者は業務負担を減らし、増え続ける脅威に適切な対策を講じることができます。
  日立ソリューションズは、社会インフラや通信など複雑なシステムからエンドポイントのセキュリティまで、さまざまな業種で幅広いソリューションを提供してきました。Stellar Cyberをラインアップに追加することで、高度化・巧妙化するサイバー攻撃にスピーディに対応し、最適な対策をトータルに支援していきます。

*1 特定のセキュリティ製品に依らず複数のベンダー、ツールを統合できる事を特徴としたXDR

図:Stellar Cyberイメージ図
図:Stellar Cyberイメージ図

■ 背景

テレワークの普及やDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、企業にとって高度化・巧妙化するサイバー攻撃へのセキュリティ対策は重大な経営課題となっています。多くの企業ではPCやスマートフォンなどエンドポイントから、ネットワーク、クラウドまで、用途に応じた製品・サービスを導入し、さまざまな対策を講じています。
  そのような中、セキュリティベンダーでは、製品・サービスで発生する大量のログやアラートを収集し、得られたデータの相関関係を分析した上で、優先的に対応するべき脅威を示唆し、対策の一部の自動実行まで担うXDRを提供しており、セキュリティ管理者の業務負荷を軽減する重要なブレーンとして注目度が高まっています。
  日立ソリューションズは、幅広いお客さまのセキュリティ対策を支援する中で、異なるベンダーの製品にも対応してほしいというニーズを受け、このたび、Open XDRのパイオニアであり、マルチテナント対応のStellar Cyberを提供することになりました。OktaやZscaler、Juniper、CarbonBlack などさまざまな製品・サービスを取り扱ってきた知見を活かし、Stellar Cyberの導入から関連するシステムのご提案までトータルに、お客さまに最適かつ安全なシステム運用を支援していきます。

■「Stellar Cyber」の特長

1. 主要なセキュリティ製品・サービスと連携可能なマルチプラットフォーム

 Stellar Cyberは、OktaやZscaler、Juniper、CarbonBlackなど200以上の代表的なセキュリティ製品・サービスと連携可能です。現在ご利用中のセキュリティ製品を変更することなく導入可能で、導入後も柔軟に入れ替え、追加が可能です。

2.分かりやすい表示と各製品・サービスと連携したインシデント対応で、運用負担も軽減

 連携した製品・サービスから収集されてくるログは、AIが自動で分析し、重要なセキュリティ脅威を分かりやすくダッシュボードに表示すると共に、アラート通知はStellar Cyber経由に一本化できます。管理者は、優先度の高いセキュリティ脅威に集中できることに加え、Stellar Cyberから、インシデントが発生した端末の隔離対策などを実行いただけます。

3.マルチテナント対応で、複数の情報システム環境を統合監視が可能

 単一の情報システム環境だけではなく、異なる情報システム環境を統合監視することが可能です。情報システム毎に管理者を設定可能で、他のシステムと干渉することなく各システムの管理者に専用のダッシュボードが用意されます。これにより、MSSPやグループ企業全体の情報セキュリティ管理組織においても、Stellar Cyberを通した統合、分析とインシデント対応が可能です。

■ Stellar Cyber, Inc. Chief Revenue Officer、Jim O'Hara氏からのエンドースメント

「Stellar CyberがXDR市場のリーダーである理由は、当社のOpen XDRプラットフォームにより、既存のセキュリティツールへの投資を維持しながら、顧客がサイバーセキュリティの可視性、検出、対応能力を企業全体に拡張できるからです。日立ソリューションズは、数多くの企業や政府機関において、情報セキュリティを含む重要なインフラを専門的かつ革新的にサポートしています。日立ソリューションズは、Stellar CyberがOpen XDRのメッセージと機能を日本市場にもたらすのを支援する理想的なパートナーであると確信しています。」

■ Stellar Cyber, Inc. 日本カントリーマネージャー、福見 誠氏からのエンドースメント

「海外のセキュリティ製品の日本市場への導入実績が豊富な日立ソリューションズと協業できることを大変嬉しく思います。日立ソリューションズの優れたサポートが、日本のお客様がStellar Cyber Open XDRプラットフォームを使用してセキュリティ運用を改善するのに役立つと確信しています。日本市場で日立ソリューションズと提携できることを非常に光栄に思います。」

■ 提供価格

個別見積もり

■ 販売開始日

2023年3月15日

■「Stellar Cyber」 について

■ 日立ソリューションズのセキュリティ事業について

日立ソリューションズは20年以上、社会を支える重要インフラやさまざまな企業のセキュリティ対策を支援し、お客さまの課題に合わせたソリューションを提供してきました。その分野は、情報セキュリティ、制御セキュリティ、クラウドサービス、IoTと多岐にわたります。ホワイトハッカーを擁するセキュリティエキスパートが高度な知識や技術を活用し、コンサルティングからシステム構築、運用・保守、インシデント対応まで、包括的にサポートしてきました。これらのノウハウを基に、サイバー攻撃の侵入・被害を前提として、サイバー攻撃の被害を最小限に留め、事業継続を実現する新しい視点でのセキュリティ対策「サイバーレジリエンス」をはじめとしたソリューションで、企業のセキュリティ対策をトータルで支援します。

お問い合わせ
ニュースリリースに関する
お問い合わせ・ご相談など

WEBからのお問い合わせ

資料請求・お問い合わせ

<報道機関からのお問い合わせ先>

株式会社日立ソリューションズ 経営戦略統括本部 経営企画本部 広報部 [担当:大鳥、安藤]
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-7
E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)

お問い合わせ ニュースリリースに関するご質問・ご相談など

WEBからのお問い合わせ

資料請求・お問い合わせ