日立ソリューションズは、お客様の全体最適の視点で豊富なソリューションを組み合わせて提供する『ハイブリッド インテグレーション』を実現します。

ニュースリリース

2014年3月5日
株式会社日立ソリューションズ

企業内ストレージの運用コストを低減するハイブリッドクラウドサービスを提供開始
アマゾン ウェブ サービスを活用し、ファイル保存を安価に手軽に実現

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)は、企業が保有するストレージ*1とアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)*2のストレージ、Amazon Simple Storage Service(以下、Amazon S3)を連携し、双方のストレージを意識することなくコスト効率の高いファイル保存を可能にするストレージクラウドサービス「活文 Hybrid Storage Manager(カツブン ハイブリッド ストレージ マネジャ)」の提供を、4月25日から開始します。
 本サービスは、企業内のストレージから利用頻度の低いファイルを自動選別し、暗号化した後、Amazon S3に自動的に移動することで、企業内のストレージの空き容量を増やします。これにより、企業内のストレージの増設を抑え、増設に伴うアンチウイルスソフトやバックアップソフトの導入コストやメンテナンスなどのトータル運用コストの低減を実現します。

*1 :ファイル共有の用途で使用しているファイルサーバ、NASが対象
*2 :Amazon Web Services, Inc.が提供するクラウドサービス

IT環境の整備に伴い、企業内のファイルは増加の一途をたどっています。従来、増加するファイルを保存するにはストレージを増設するしかなく、関連する運用コストがかかる一方でした。このため、クラウドを活用してファイル保存にかかわる運用コストを削減したいというニーズが増加しています。

そこで、日立ソリューションズは、ストレージ容量の拡張・縮小が簡単にでき、使用分のみの料金を支払うだけでよいAmazon S3のメリットを活用して、企業が保有するストレージの空き容量を増やし、既存ストレージの有効活用を実現するストレージサービス「活文 Hybrid Storage Manager」の提供を開始します。本サービスの主な特長は以下の通りです。

図:「活文 Hybrid Storage Manager」の概要

図:「活文 Hybrid Storage Manager」の概要

■「活文 Hybrid Storage Manager」の主な特長

1. 既存ストレージを有効活用

 既存ストレージとAmazon S3を連携し、企業内にあるファイルをクラウドに移動することで企業内のストレージの空き容量を増やします。企業内のストレージを増設することなく、ストレージの上限を超えたファイルを保管できます。

2. 論理条件を組み合わせた複数ポリシーにより、ファイルを自動的に選別・移動

 日立ソリューションズが蓄積している、ファイル管理のノウハウや経験に基づく複数のポリシーを用い、利用頻度の低いファイルを効果的に選別し、自動的にAmazon S3へ移動します。

3. 仮想ビューワーにより、利用者はファイルの移動を意識することなく利用可能

 Amazon S3へファイルを移動しても、仮想ビューワーにより、従来どおり企業内のストレージにあるかのように見えます。アクセスすると、即時にAmazon S3から企業内のストレージに戻り、利用可能となります。

4. 情報漏洩防止ソリューション「秘文」の暗号化機能によりセキュリティを確保

 Amazon S3に移動するファイルは、暗号化してから移動するため、セキュリティを確保できます。本サービスの暗号化機能は、国内外で多数の実績がある日立ソリューションズの「秘文」の機能を用いています。「秘文」は、端末管理・セキュリティツール分野(持ち出し制御、ファイル暗号化)にて国内トップシェア*3を獲得しています。

*3 :「2013 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」株式会社富士キメラ総研(2012年度金額ベース)

なお、今回の発表に際し、アマゾン データ サービス ジャパン株式会社よりエンドースメントをいただいています。

■ アマゾン データ サービス ジャパン株式会社のエンドースメント

アマゾン データ サービス ジャパンは、日立ソリューションズのストレージクラウドサービス「活文 Hybrid Storage Manager」の提供開始を歓迎します。増え続けるデータを保存するストレージにかかる費用は企業の運用コストを圧迫しています。「活文 Hybrid Storage Manager」と、初期投資なくすぐに使えて、使用した分だけ支払うセキュアなクラウドコンピューティングであるAWSを利用することで、利用者は特に意識することなく空き容量を増やすことが可能です。日立ソリューションズとAWSのサービスにより、お客さまの運用コストが付加価値をもたらす業務への投資へと変換していくことを期待しています。
 アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 パートナー・アライアンス本部 本部長 今野 芳弘

■ 価格

製品名 概要 価格
活文 Hybrid Storage Manager 利用容量に応じて料金が変動 オープン価格(月額)

※Amazon S3の利用料金を含みます。

■ 提供開始時期

2014年4月25日

■ 製品紹介URL:

http://www.hitachi-solutions.co.jp/katsubun-hsm/

サービス開始を記念して、2014年9月末までの期間、1ヶ月無償キャンペーンを実施します。
詳しくはWebをご覧ください。

<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/   Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>

担当部署:CSR統括本部 ブランド・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当:槇田
TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、AWS、Amazon S3およびAmazon Web Servicesロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※ 秘文、活文、ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

AdobeReader

PDFファイルをご覧いただくには "Adobe Reader"が必要です。
最新版はAdobe社のWebサイトよりダウンロードできます。(無償)